とろろ芋のネバネバがダイエットに効果的!

ネバネバした食べ物が苦手な方は少なくないかもしれませんね。

納豆やオクラ、とろろ…

口周りがかゆくなるですとか、
とにかくあの粘り気が苦手ですとか、
味覚は平気でもネバネバ成分がどうしても受け付けられない方は、
私の周りでもたまに聞こえてくることがあります。

 

皆さんはいかがでしょう?

 

幼いころ、よく母親にとろろ芋を擦るお手伝いをさせられたものです。
皆さんの記憶にも懐かしい思い出として残ってらっしゃる方も
少なくはないのではないでしょうか?

お母さんのお手伝いがしたくて、何度か挑戦したものの…
途中で手がかゆくなって大騒ぎしたり、
手が滑ってぽっきりと芋が折れてしまったり、
あまり良い思い出ではないのですが、懐かしい思い出の1つです。

 

さて、そんなとろろ芋ですが、
多くの場合は擦りおとしたとろろ芋に卵黄と醤油、
ワサビに青のり等入れて、
ご飯にかける食べ方が一般的な食べ方かもしれませんね。

 

料亭や食堂なんかでだされる場合には、
ご飯が麦飯になっていることも多いでしょう。

 

他には、とろろ芋を短冊切りにした小鉢や、
マグロなどのお刺身に
摩り下ろしたとろろ芋をかける“やまかけ”なる食べ方も、
なかなか美味しい頂き方でしょう。

 

好みははっきり分かれてくるとは思いますが、
ご年配の方から小さな子供にまで愛されてきた食材でもあります。

 

まぁ、人の好みや体質は様々なので、
一概に責めることはありませんが…
味覚が合わないから食べられない訳でもないのに、
ネバネバ食感が苦手で食べられない…
というのは、本当にもったいないなぁと、
個人的には思ってしまいます。

 

一般的には、ネバネバしたものは体に良いと言われていますが、
健康面だけではなく、実はダイエット成果にとっても
かなり効果的な結果を出してくれる食材でもあるのですから!

 

今回のダイエット食材としてスポットライトを当てたいのは…
とろろ芋(山芋)”です。

 

とろろ芋は、芋類の中でも低カロリーだと言われています。

 

ダイエットの主な作用としては…
豊富な食物繊維によって便通が良くなり、
整腸効果が期待できるところでしょう。

 

意識して摂取していくことで便秘改善にも効果を発揮してくれるでしょう。

 

また、とろろ芋に含まれる
“抗酸化物質”・“カプサイシン”の働きでは
新陳代謝を向上させることができ、
脂肪燃焼作用を引き起こすとも言われています。

 

他には“カリウム”も多く含まれているので、
むくみや冷え性改善作用も期待できますね!

 

このように、ダイエッターにとっては
嬉しい作用ばかりを期待できるとろろ芋の成分ですが、
とろろ芋の成分の中では、
何と言ってもあのネバネバ成分である“ムチン”の効果が
最大のダイエット効果を発揮してくれることでしょう!

 

ムチンは、腸で糖質が吸収されるのを抑えてくれる効果があります。

ご飯やそばといった糖質と、
その吸収を抑えてくれるとろろ芋をいっしょに食べることは、
とても理にかなった食べ方ということになります。

 

美味しく食事をしているだけなのに、
すっきりとした体型を手に入れられる可能性があるなんて…
素晴らしいとは思いませんでしょうか?

 

食生活を少し意識するだけでも、
結果ははっきりと違いが出てくるでしょう。

 

皆さんも、ダイエット作用が期待できる食材を意思して、
日頃の食生活を見直して頂きたいと思います。

 

まずは、苦手じゃなければ…
とろろ芋を定番食事メニューに追加してみませんか?