ダイエットは基本、自己満足の世界です。
まぁ、中には病気改善や病気予防と言うような方も
いらっしゃるでしょうけれど・・・
基本は自己満足の気持ちから生まれることが多いしょう。
現状の姿に満足されている方や、
元々の生活環境が自然と太りにくい体質を作り上げている方が
「ダイエットしたい！」と奮起することは不思議ですよね？
・・・それは、人間は“より”・“もっと”の精神が
遺伝子に組み込まれているそうなので、
素晴らしく美しい体型をされている方でも、
現状に満足している方は少ないからだと思います。
だから人間は、どんな自然環境になっても災害に合っても、
悲しいこと辛いことがあっても、
肉体的・精神的に現状よりラインを上げて生きてきたからこそ、
絶滅せずに進化をし、
環境・状況に応じて対応してくることができたのでしょう。
そんなたくましい遺伝子を持つ我々人間が、
繰り返される日常生活の中で、
「綺麗になりたい」
「人に好かれたい」
と思うのは、ある意味・・・生き残るための本能なのかもしれません。
では、ダイエットで自己満足を得る時
というのはどういう時だと思いますか？
実際に、あなたの心が穏やかになるダイエット結果を想像してみてください。
鏡に映る綺麗な体のラインを眺めることでしょうか？
ワンサイズもツーサイズも下のサイズの服を着こなせたときでしょうか？
・・・そうですねぇ、
たしかにその時も幸福感に似た感情を味わえることには間違いないですよね。
しかし、もっと確実な幸福感を実感できる時と言うのは・・・
人に褒められた時、
人に好感を持ってもらった時、
人に好かれた時、
ではないでしょうか？
いくら自己満足で綺麗になって、鏡の前で１人、うっとりしていても・・・
だんだん物足りなくなってくると思います。
頑張って手に入れた体を、人に認めてもらってこそ
“本当の自己満足”が満たされるのではないでしょうか？
ここでお話ししたいのは、
真の意味でのダイエット成功を実感するためにも、
間違ったダイエット意識に洗脳されないことです。
自分自身で間違った考え方で暗示をかけてしまっては、
その暗示を解くにもそうとうの力が必要になってくるでしょう。
例をあげるなら“拒食”ですね。
拒食の姿は“醜い”ということを決して忘れないでください。
そんな病的で骸骨のような姿に魅力を感じる人は滅多にいません。
多くの人からの好感が
自分のダイエット自己満足を満たすものだということを
しっかりと把握して、楽しい人生を歩いて行きましょう！
ガリガリの姿を目標にするのではなく、
“メリハリのある姿”を目標にしましょう。
女性らしさ、男性らしさを損なわない程度の必要最小限の脂肪に、
締まるとこは締まった体のように、
メリハリボディこそが多くの人の好感を呼ぶことでしょう。
多数決で行くならば、これは絶対的な答えです。
ただただ体重を落とそうと無茶をするのは、
頑張っているようで怠けています。
バランスの整った綺麗な体のラインに筋肉は不可欠です。
筋力を上げる努力もせず、
ひたすら食事制限だけをするようなことはダイエットとは言いません。
怠けて歪んだ勝手な自傷行為です。
根本的なダイエット意識を絶対に間違えず、
正しい意識でこれからもダイエット生活を謳歌してくださいね。