皆さんの中に、桃が嫌いな方っていらっしゃいますでしょうか？
アレルギー反応があって食べられない…
というような方以外、桃が嫌いな方ってそうそういませんよね？
まぁ、人の好みは様々なので、
桃嫌いな方もいらっしゃることとは思いますが、
個人的には桃嫌いの方に出会ったことはありませんね。
独特なみずみずしさの中にも
重量感を覚えるほどの何とも言えないあの甘味、
好物にされている方も少ないのではないでしょうか？
そんな果物のプリンセスのような桃、
実はダイエット効果のかなり高い食材であったこと、
ご存知の方はいらっしゃいましたでしょうか？
今回は、桃のダイエット作用についてご紹介したいと思います。
食物繊維は、水に溶けにくいタイプの「不溶性食物繊維」と、
水に溶けるタイプの「水溶性食物繊維」に分けられているのですが、
かぶりついた時にしたたり落ちる果汁を
連想していただければ分かりやすいと思いますが、
桃にはたっぷりの水分が含まれていますよね？
そのように水分の多い桃には、
勘の良い方はすでに察してらっしゃるかもしれませんが…
水溶性食物繊維が含まれています。
この食物繊維には“ペクチン”という成分が豊富に入っています。
ペクチンは整腸作用が高いと言われていますので、
ダイエット生活において便秘に悩まれてらっしゃる方には嬉しい効果でしょう。
また、主に肉、魚、レバーなどに多く含まれている栄養成分で、
糖質、脂質、たんぱく質から、細胞でエネルギーを産生する際に、
酵素の働きを助けるという重要な役割をもっている“ナイアシン”
という成分が桃にも多く含まれているとされています。
“ナイアシン”という成分は、
“水溶性ビタミン”の一種であると言われています。
冷え性にも大きな効果を発揮してくれるとも言われていますが、
皮膚や粘膜の健康を保つために欠かせないものですので、
栄養が偏りがちなダイエット生活中、
お肌がボロボロになってしまうことを回避するためにも
重要なアイテムかもしれませんね。
“美しくなりたい”という目的が大部分を占めているであろうダイエット、
それが原因でお肌が汚くなってしまってはもったいないですよね？
せっかく綺麗な体を手に入れたとしても、
ガサガサブツブツのお肌では…
何だか自分が可哀想になってきてしまいませんでしょうか？
ほうれん草やサツマイモ、豆類のほか、
バナナやメロンといった果物類にも多く含まれている“カリウム”は、
ミネラル成分の一種だそうです。
もちろん桃にもたっぷり入っています。
ダイエット意識の高い方や、高血圧の方に、
おすすめの栄養素なのですが、
ナトリウムとのバランスをとりながらも、
血圧を調整したり細胞を正常に保ったりするのが、
カリウムの働きです。
このような働きをしてくれるカリウムのおかげで、
カリウムを摂取している体内は、
正常な状態に保たれていると言っても過言ではないでしょう。
しかし、甘い桃、美味しい桃、ダイエットに効果的な桃…
「たくさん食べて痩せるぞ！」と意気込んでしまうのだけは禁物です。
あの甘味にはかなりの糖度が含まれていますので、
過剰摂取をしてしまったり、
栄養バランスが著しく偏ってしまうような
摂取方法をしては意味がありません。
適度に摂取することで大きなダイエット効果を得られることでしょう。
上手にダイエット生活の中に取り入れて言ってくださいね。