赤カブが脂肪を流してくれる!?

皆さん、“赤カブ”を食べたことはありますでしょうか?
「あるよ」と答えられる方が多いと思いますが、
あると回答して頂いた方のほとんどが
“赤カブの漬物”を連想しながら回答していらっしゃるのではないでしょうか?

 

まぁ、赤カブの漬物も“赤カブ”には違いありませんが、
普段皆さんが口にする漬物の中での赤カブ登場率は極めて低いでしょう。

 

「自分は赤カブが大好きで、漬物を買うときは赤カブしか買わない!」
という珍しい方も少ないでしょうね。
漬物と言ったら“キュウリ・白菜・たくわん”が鉄板でしょう。…って、
今回のテーマは漬物ではありません!

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、
今回のダイエットテーマは“赤カブ”の驚くべきダイエット作用についてです!

 

日本人にとって赤カブは…冒頭の話の蒸し返しになってしまいますが、
やはり漬物食材としてのイメージが強いでしょうね。
たしかに赤カブの漬物は美味しいです。

 

様々な漬物を口にする機会が多い我々日本人にとって、
お弁当の隅や定食に付いてくる小鉢の中に、
赤カブの漬物が入っていると…
無意識に「おっ!」と目が行ってしまうことでしょう。
ですが、それだけです。

 

漬物以外に赤カブを使った料理なんて滅多に見かけませんよね?
非常にもったいないお話です。
ダイエッターの皆さんは、もっと赤カブに注目すべきです!

 

赤カブに豊富に含まれている食物繊維の“ペクチン”は、
中性脂肪の合成を抑制する作用が高いと言われており、
中性脂肪をつくるアミラ-ゼを抑える作用があるとも言われています。

 

煮ることによって効率よくペクチンが放出されるので、
煮物料理として調理することで
赤カブに含まれるペクチンを最も活かすことができるらしいのです!

 

ペクチンが溶け込んだ汁もしっかりと摂取していきましょう!
ロシア料理代表の“ボルシチ”なんかは最高ですね。
温かいスープで体を温め、
赤カブペクチンのたっぷり溶け込んだスープを飲み干せば…
ロシア美人のようなすらっとした体型を維持できるのではないでしょうか?

 

ロシアは寒い国です。
人間の自己防衛機能として、
寒さから体温を守るために脂肪を蓄積させようとする働きが強くなるはずなのですが…
ロシアよりもはるかに温かいアメリカの国の人の方が、
極寒のロシア人よりも豊満な体型の人が多いような気がしませんでしょうか?

 

国民全てが当てはまるとは言いませんが、
比較的ロシア人はすらっとした人々が多い国のように思えます。
日常的に赤カブを摂取し続けてきたお国柄…だと感じているのは私だけでしょうか?

 

ただ、実際に主流になっている料理が
脂肪を付きにくい体質へ変化させる作用が高い食材を使用していることと、
国民へはしなやかな体型をしている人が多いイメージがあることは、
偶然とは言い切れないでしょう。

 

「毎日ボルシチを作って食べなさい!」などと無理な強制はしませんが、
意識してボルシチを選択する生活にしてみるのも良いのではないでしょうか?

 

もちろん、意識して赤カブの漬物を摂取することもダイエットサポートには効果的です!

 

他にも赤カブを有効活用した料理を探して、
楽しみながら日常生活に加えていくのも良いですね。
意識しなければなかなか口にすることのない赤カブのダイエット作用、
見逃すには惜しい作用ですね!