
「ダイエットしたいからご飯を抜けばいいや…」と、
安易な考えでダイエットをスタートしてしまう若い方は、
いつの時代になってもいらっしゃいますね。
太る、食べるから太る、痩せたい、痩せたいなら食べなければいい…
というような流れは、
誰しもが1度ならず2度も3度も考えてしまうことでしょう。
まぁ、間違えているとは一概には言えませんよね。
誰もがそのように考えてしまうのも納得します。
人間が太る根底は“食べる”からなのですからね。
そりゃあ食べなければ脂肪も何もつきません。
ただ、これは浅はかな極論なのです。
人間は栄養が補給できなければ動けません。
また、生きてもいけません。
「じゃあ、食事はある程度するけども、主食である炭水化物を全部抜こう!」と。
これまた安易な考え方で“炭水化物抜きダイエット”を
強行されてしまう方も多いでしょう。
個人的な話なのですが、私も学生時代にはダイエットや人間の体に対しての知識がなく、単純な発想で炭水化物抜きダイエットを行ったこともありますが、日常生活で力が入らない日々が続き、一定期間だけは体重が落ちたことに喜んだこともありましたが…結果的には大きなリバウンドに泣かされましたね。
炭水化物には糖質が含まれています。
糖質は脳の唯一のエネルギー源です。
頭が回らない日常は、思ったよりも大変ですよ?
「それくらい大したことない」
「倒れなければ良いじゃない」…など、
特に若い方は聞く耳すら持ってくれない方もいるでしょう。
分かっていただけない方は、実際に行ってみると良いですよ。
必ず、時間と労力の無駄だったと後悔するはずですから。
まぁ、1度くらい後悔するのもある意味勉強になると思いますので、
やり過ぎはいけませんが、
1週間くらい試してみることも良いかもしれませんね。
「ダイエットは正しい情報と知識を持って行わなければ意味が無い」ということを実感していただくには良いチャンスかもしれません。
炭水化物というのは、米、パン、麺類、じゃがいも、さつまいもなどに多く含まれている栄養素です。
炭水化物は体の中で分解されると糖質に変わり、
摂りすぎると脂肪として体内に貯えられてしまいます。
これは事実ですので、たしかに炭水化物の取り過ぎは肥満の原因にもなりかねないものです。
ここで炭水化物抜きダイエットに関して正しい実践方法をご紹介させていただきます。
“一切の炭水化物抜きダイエット”では、
脳の栄養が不足し、ストレスや疲れが溜まりやすくなります。
さらに極論を言えば、精神バランスが壊れやすくなってしまいます。
これでは一時的に体重が落ちたとしても、
体重が落ちたことに固まった精神が解放されリバウドを引き起こしやすくなります。
炭水化物を一切取らない方法を選んだダイエッターの8割は
リバウンドすると言われているほどに、
落とし穴が待っている可能性が高いのです。
炭水化物を一切抜く…のではなく、
朝食だけ摂取する食生活に変えてみましょう。
まぁ、昼食時に摂取しても良いのですが、
朝食だけに切り替えた方が効果的ですね。
夕飯だけ炭水化物を取らない…というのも良いでしょう。
このように3食全てから炭水化物を抜くのではなく、
3食中どこかで炭水化物を抜く、
これが正しい炭水化物抜きダイエットと言えるでしょう。
正しい情報と知識を元に行うダイエット方法は、
必ず皆さんが期待するダイエット効果を叩きだしてくれるはずです!