イナゴダイエット

皆さんの中に、昆虫マニアの方はいらっしゃいますでしょうか?

 

小さな男の子は、よく昆虫採集に瞳を輝かせていたりしますよね。
女性は苦手な方も多いことと思いますが、
男性の中でも苦手な方はいらっしゃるでしょう。

 

昆虫・・・あのやたら多い足数に、鎧のような姿や、
ふにゃふにゃした軟体の姿など、
苦手な人たちに昆虫の気味悪さを語らせたら止まりません・・・。

 

しかし、この昆虫、広い世界では重要なタンパク源として
美味しく口にしている人たちもいることは事実です。

 

ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、
我が国、日本も例外ではありません。
昔から昆虫を食している地域もあるのです!

 

「えぇ、気持ち悪い!」
と悲鳴にも似たお言葉が飛び交うかもしれませんが、
生理的に受け付けられない方は今回のお話はスルーしましょう。

 

そうです、今回のテーマは“昆虫食”です。

 

一言に昆虫食と言いましても、
食している昆虫はたくさんあります。

 

その中でも今回は“イナゴ”をピックアップしていきたいと思います。

 

今まで、イナゴを食すなんて
聞いたこともない方にとっては衝撃かもしれませんが、
イナゴが生息する地域であれば・・・
ほとんど戦前から食べてきたと言われています。

 

とくに戦後のモノの無い時期は
日本人にとってもイナゴは貴重なタンパク源であり、
多くの人が当たり前のように食べていたらしいのです。

 

現代では一部の地域、東北、関東、信州当たりで
今でも食材の1つとして調理され、
食卓に並べられているようですね。

 

個人的にも実際にイナゴの甘露煮を口にしてみたことはありますが、
グロテスクな見た目とは違って
小エビのような食感で意外に普通に食べることができました。

 

まぁ、時々、口に違和感を覚えて・・・
唇に引っかかっている異物を指に取ってみれば・・・

 

トゲトゲしたイナゴの足があった・・・
と言うような、思いだしても身震いするような光景が度々ありましたが、
慣れてしまえば平気なのかもしれません。

 

初めて目にした時は、思わず普段発したこともない
「オーマイガー」と、言ってしまう程に・・・
なかなかのグロテスク加減でしたね。

 

たぶん、よっぽどの食糧難にならない限り・・・
今後、私が口にすることはないかと思います。

 

イナゴは畑のカルシウムと呼ばれるほどに、
カルシウムを多く含んでいます。

 

また、脂質の代謝を促して、健康な皮膚 を作るビタミンB2、
無理な食事制限ダイエットや間違った知識での
栄養バランスの崩れで引き起こしがちな
貧血予防に効果的な鉄分も豊富です。

 

免疫力強化作用も高いと言われているので、
ダイエットサポート食材としては優秀な成分の固まりです。

 

最近では宇宙食としても検討されているそうなので、
昆虫の“食材”としての評価は高い証拠ですね。

 

元々の価値観や感覚など、
埋め込まれている感覚が拒絶してしまうのでしょうが、

もし、何の気兼ねなく食せるという方は
ぜひともダイエット食品として食生活に加えてみるのも良いでしょう。

 

ダイエット効果は高いので、結果を期待できると思います。